Jan.2017

疾患患者血清の品質に関して;当バイオバンクでは、手術検体(凍結)、血清検体(分注後凍結)を保管しています。手術検体に関しては、手術室からの検体採取連絡から液体窒素につかるまで、約30分以内に検体処理が行われます(実際の阻血時間は摘出から電話連絡までが加算されます)。

血清検体については、毎日午後3時に、それまでにオーダーされ同意書が取得された採血検体について、残余血清を速やかに分注し-80度の冷凍庫に保管しています。この方法で、血清中のタンパクはウエスタンブロットで良好な結果が得られており、品質は高いと考えられます。

今後ISO取得などに向けて、いわゆるSOP(手順書)を現在整備しており、順次公開予定です。

 
 

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